近年、ペットとして人気が急上昇中のデグーですが、まだまだ情報が少ない状況です。
飼い主さんの中には主食のチモシーを食べないことに不安や悩みを抱えている方もいらっしゃるようです。
そこで食べなくなる原因は何かを調べてみました。
チモシーとは?
チモシーはヨーロッパ原産のイネ科の多年草です。
完全草食性動物であるデグーにとってチモシーは主食となるものです。
低カロリーで食物繊維も多く含まれるので、デグーのお腹の調子を整えてくれます。
また、同じ齧歯類のハムスターと異なり、奥歯が伸び続けるデグーにとって、チモシーを食べることが奥歯を削ることになり不正咬合の予防もあるそうです。
考えられる理由
考えられる原因は4つあります。
1つ目は、ペレットと呼ばれるデグー用フードやおやつの与えすぎがあります。
牧草より美味しい物をたくさん食べてお腹が一杯になっていることが考えられます。
2つ目は、チモシーの保存方法が良くないことです。香りが落ち、歯応えが悪くなっているのでデグーが食べたがらないと考えられます。
3つ目は、好みのチモシーに出会っていないことだそうです。
4つ目は歯に異常がある可能性です。
チモシーを食べるようにするには?
ペレットやおやつの量を減らして、代わりにチモシーを与える時間を作りましょう。
ペレットを午前中に与えたら、午後はチモシーを与えるようにするというように、ペレットだけの食事はしないことが大事です。
一人暮らしの飼い主さんは、自分が仕事で留守の間にチモシーを与えておくなどの工夫が必要です。
それから、チモシーは産地によって違いがあるので様々な産地を試してみるとか、チモシーだけではなくオーチャードグラスやクレイングラスなどを試してみるのもいいかもしれません。
保存方法ですが、チモシーは密封容器に入れ日の当たらない場所に保管しましょう。
それから、一度に大量に購入するのは避けましょう。
環境も大事
ゲージの中に敷き牧草を敷いて生活空間を自然環境に近い形にすることも必要です。
まとめ
原因は個体によって違いますが、例えば、ゲージ内環境を変えてみる、牧草の種類を変えてみる、保存方法を見直してみるなど一つ一つ検証するのが大切です。
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