デグーに与える主食として、チモシーという多年草の牧草をあげている飼い主さんが多いようです。
調べてみると、そのチモシーにも種類がたくさんあり、チモシー選びに困っている方がたくさんいます。
ここでは、そのチモシーについて調べてみました。
チモシーとは?
チモシーは栄養価が高い割にカロリーが控えめなので、肥満・糖尿病に気を付けなければならないデグーにはうってつけの牧草です。外国産は固くて噛み応えがあり、国産は少し柔らかめになっているそうです。
また、刈り取る時期で違いがあり、特に赤ちゃんには注意が必要です。
1番刈りは春から初夏に刈られるもので、栄養価が高く繊維質が多いです。
葉や茎が大きめでがっちりしているので、小さいデグーは固くて食べられないかもしれません。赤ちゃんには不向きです。
2番刈りは晩夏から秋に刈られたものです。
こちらは一番刈りより栄養価は劣りますが柔らかく、赤ちゃんでも食べやすいと思います。穂は少なめで茎は細目になっています。
3番刈りは冬の初めに刈られたものです。
一番柔らかくほとんどが葉と細い茎でできています。
プレスって何?
運送のためにある程度プレスするようですが、このプレスの仕方も2種類あります。
シングルプレスとは、圧縮率が低く、そのままの形に近い状態のものをいいます。
ダブルプレスとは、圧縮率が高い為少しつぶれた感じがしますが、柔らかい牧草が好きなデグーにはお勧めです。
何を買えばいいの?
商品には産地や狩り時期、プレスの状態が付いていますが、一体どれを買えばいいのか分かりませんよね。
デグーの個体差もかなりありますので、固いもの柔らかいものの好みなどよく観察することが必要です。
これかな、と思うものがあれば試供品を試してみるのもお勧めです。
他の穂について
チモシーの他にも、糖分・嗜好性が高いオーツヘイや独特の香りで好き嫌いの別れるオーチャードグラス、ダイエットにおすすめのクレイングラス、敷材としてよく用いられるバミューダヘイなど、たくさん種類がありますので、混ぜたりおやつ専用にしたりなど工夫をしてみるのも面白いかもしれません。
まとめ
何の牧草でも食いつきが悪かったのが、段ボール入りで大量に入っているものを買ったら美味しそうにバリバリ食べた、という方もいますので、なかなか食べてくれないという方は研究と冒険が必要かもしれませんね。
家族同然のデグーに長生きしてもらえるように、与えるご飯やおやつには充分に注意してあげましょう。
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