ウサギなどを飼っている方はよく知っているチモシーやアルファルファですが、初めて聞く人にはそれがなんなのか、実はよくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回はデグーの主食として欠かせないチモシーとアルファルファについて調べました。
どちらもデグーにとって大事な物
チモシーとアルファルファの違い、それは科が違います。
チモシーはオオアワガエリとも言われるイネ科、アルファルファはムラサキウマゴヤシとも言われるマメ科の食物です。
どちらもデグーの主食になる牧草として売られています。
生のアルファルファは人が食べれるサラダ用として、スーパーに売られていたりもします。
どちらも栄養価は高く、デグーの健康を示すオレンジ色の歯を保つ為にはどちらも大事な食べ物です。
デグーは粗食な動物ですので、この牧草と水があれば十分に生きる事ができます。
ただし味に飽きたりする可能性もあるので、飽きさせない為にはデグーが食べられる乾燥野菜やデグーフードもたまに与えてあげる必要があります。
チモシー、アルファルファのちょっとした味の違い
どちらも味や栄養価に大した違いはありませんが牧草の場合、実は刈り入れる時期によって味や柔らかさが変わってきます。
一番刈りと呼ばれる物は栄養価が一番高く、デグーやウサギが主に食しているのはこの一番刈りの牧草です。少し固めですので若くて元気なデグーの栄養源となっています。
春~夏の全盛期に刈られるので栄養がたっぷりなのです。
二番刈りは栄養価はほんの少しだけ下がりますが、一番目より柔らかいのが特徴です。
一番を食べなくなった、もしくは老化によって食べられなくなったデグーに食べさせてあげるのがいいでしょう。
三番目は一番柔らかくておいしいとされる物です。用途としては二番目同様に食べられないデグーに与えるのがいいです。
嗜好品ですので若者のデグーに与えてしまうと、今後それしか食べなくなる可能性もあるので注意して下さい。
さらにしけって味の落ちた牧草は、デグーは食べずに散らかすだけとなってしまうので、どちらも湿気を避け、乾燥剤を入れて密封できる物に入れておくといいでしょう。
まとめ
どちらも牧草で、デグーにとっては大事な物だという事がわかりました。
デグーだけでなく、ウサギや馬なども好んで食べる物なので本当に栄養はバッチリなのでしょう。大事なデグーには栄養をたくさん取ってもらって、元気に遊び回って欲しいですね。
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