「アンデスの歌うネズミ」と言われ、ペットとして人気が高まってきているデグーですが、ウサギや他の動物たちよりもまだまだ知名度は低いです。
どのような餌を与えればいいのかを調べてみました。
牧草中心に
デグーの主食はイネ科の牧草です。
一般的にはチモシーを与えます。
1番刈りがよいとされています。
刈り取られた時期を示していて、1番刈りは栄養が豊富で固いので、生年1年以内のデグーや、ホームセンターから購入したばかりのデグーなどは1番刈りよりも3番刈りをよく食べるということもあります。
ハイペットパスチャーチモシーソフトは柔らかく栄養も豊富なのでお勧めです。
その他に、チモシーゴールドというものもあります。香りも強く、葉の部分が多いので、チモシーをあまり食べないデグーでも食いつきが違うと評判です。
オーツヘイやオーチャードグラス、ダイエット牧草のクレイングラスなどもあります。
ペレット
牧草で不足している栄養を補う、あくまで副食と考えた方がよいでしょう。
デグーは糖分の代謝が低い体質なので、糖分が多い、高カロリーのペレットは糖尿病の原因になります。
購入の際は注意し、デグー専用のペレットを選びましょう。
サンシード社のデグーフォーミュラーは糖類ゼロのペレットです。
値段は少し高いそうですが、原材料が詳しく表記されているので安心して与えられます。
それから、イースター社のデグーセレクションプロは小麦不使用のペレットです。
デグーがかかりやすい病気の要因とされている小麦を排除してあるので、評価が高いです。
おやつ
おやつとして、少量の野菜を与えましょう。
生野菜を少量与えることによりビタミンCが摂取できます。
キャベツ・白菜・レタス・アスパラガス・大根の葉・サラダ菜などは問題ないようですが、ジャガイモの芽や葉や茎・里芋・ホウレンソウ・ネギ類・アボガドには中毒成分が含まれているので与えてはいけません。
トウモロコシやヒマワリの種、リンゴ、みかんは糖尿病のデグーには与えてはいけません。
まとめ
デグーは粗食が好ましいとされ、基本的には牧草を、栄養の補助的な役割としてペレットを与える食生活がよいようです。また、糖分の代謝が低い体質であることも考慮に入れ、おやつを与えましょう。人間がきちんと管理することで糖尿病などの病気は防げるはずです。
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