ペットを飼う場合は、飼い主がペットの環境を整えてあげる事は基本です。
エサを入れるための器や、ペットが落ち着くための住処などを準備するだけではなく、気温の調整や清潔な環境を整える必要があります。
デグーは飼いやすい動物
デグーと呼ばれるネズミに似ている齧歯類は、飼いやすいということで人気がでてきているペットです。おとなしく人にも懐きやすい性格で、エサをあげる頻度も多くなく、臭いなども少ないというのが人気の理由になっています。
エサは牧草などの草類のほかにペレットと呼ばれる栄養のある専用のエサを食べます。ハムスターとにている見た目ですが、飼育方法はウサギに近いかもしれません。
基本的にはケージとよばれる動物を飼う檻のようなものの中で飼います。大きさはハムスターよりも大きくてウサギよりは小さいサイズのものを選ぶと良いでしょう。
ケージの中に必要なもの
デグーをケージの中で飼う際には、いろいろと必要なものがあります。食事をするためのエサ箱と水を飲むための水飲み場、寝る場所として寝床が必要になってきます。
寝床はケージの下の部分ではなく上の部分に台などをつかって設置しておくとよいでしょう。足場として牧草や新聞紙、ティッシュなどを敷き詰めるとデグーも移動しやすくなります。
中には新聞紙やティッシュなどを食べてしまうデグーもいるので、その場合は新聞紙やティッシュは撤去したほうが良いかもしれません。
ほかにも、ツメを研ぐための柔らかめの木や遊ぶための回し車やアスレチックのようなものなどがあると良いかもしれません。
夏場は気温の上昇に注意
デグーは、汗をほとんどかかないため、体温調節が苦手な動物です。夏場の暑さには特に注意が必要で、熱中症により亡くなってしまうかもしれません。
エアコンや冷房を利用して部屋の温度を15~28℃ぐらいをキープするのがデグーにとっては一番良い環境です。
エアコンなどを使わない場合でも、部屋を締め切らない事と、水飲み場の水分を絶やさない事が大事になってきます。
デグーのケージの中にアルミの板を置いたり、霧吹きなどで水を掛けてあげるとデグーの体温を下げることもできます。夏だけではなく冬場も一定の気温を保ってあげないと低体温症になってしまうので注意が必要です。
まとめ
デグーは、おとなしく人にも懐きやすいので、飼いやすい動物です。飼う際には、少し大きめのケージを用意してあげて、エサ場や水飲み場、寝床などを用意してあげましょう。体温調節が苦手なので、夏場はエアコンなどを利用して一定の温度を保ってあげないと熱中症により亡くなってしまう事もあるので注意が必要です。
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