デグーの主食が牧草のチモシーという方も多いのではないでしょうか?

チモシーは収穫する時期によって一番刈り、二番刈り、三番刈りと3種類に分かれます。

今回はその中でもチモシーの一番刈りについてみていきましょう。

デグーが好むチモシーの一番刈り

チモシーとはヨーロッパ原産のイネ科の多年草です。

日本には明治時代に北海道から輸入され、北海道や東北地方を中心に栽培されている牧草です。

一般的に市販されているチモシーの原産地はアメリカ・カナダ・北海道の3種類あり、アメリカなどの外国産は降水量が少ない地域で栽培されているため、かみ応えがある固さで、北海道産のものは少し柔らかめといわれています。

また、チモシーは収穫時期により一番刈り・二番刈り・三番刈りと3種類に分けることができます。

一番刈りのチモシーは、春先から初夏にかけて1番最初に刈り取られた牧草のことです。

土壌の栄養分や水分を豊富に吸収しているため繊維質が多く、栄養価が高いのが特徴的です。

葉や穂が大きく太いため、デグーの赤ちゃんは食べにくいかもしれません。

二番刈りは、一番刈りの後に生えたチモシーで晩夏から秋にかけて収穫されたものです。

栄養面では一番刈りに劣りますが、柔らかく赤ちゃんのデグーでも食べやすいのが特徴です。

三番刈りは、二番刈りの後に生えたチモシーで初冬に収穫されたものです。

かなり柔らかく甘い香りが特徴です。

デグー チモシー 一番刈り

チモシーは一番刈りが栄養価が高いため、飼い主としてはデグーに一番刈りを与えたいという人も多いと思いますが、デグーの好みによるので一番食べるチモシーを与えるようにしましょう。

複数の種類入ったお試しセットも販売されているため、それらを上手に利用してデグーの好みのチモシーを見つけましょう。

また、チモシーの食べ具合がよくないデグーも、二番刈りのチモシーゴールドは食べてくれるという場合が多いため、デグーがチモシーをあまり食べないときは試しに与えてみるのもおすすめです。

デグーがチモシーを急に食べなくなったときは、ペレットやおやつの量が多い、与えられている牧草が好みじゃない、歯に異常があるという可能性がありますので、1つずつ検証しているといいでしょう。

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まとめ

デグーの主食であるチモシーは収穫時期によって三種類あります。一般的には一番刈りが栄養が豊富といわれていますが、デグーの好みに合わせて柔軟に対応するようにしましょう。また、食が細いデグーにが二番刈りのチモシーゴールドがおすすめです。

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