デグーは日本に紹介されてからまだ日が浅いため、デグーの健康について謎の部分が多くデグーの治療を行える動物病院も限られています。
デグーを飼育するときは、万が一の時に慌てずに対応できるようにあらかじめ、動物病院を調べておくことをおすすめします。
デグーがペレットを食べなくなる原因や対処法について
デグーがペレットなどのエサを食べなくなる原因は、間違ったエサの与え方をしている、病気にかかっているの2つが考えられます。
デグーがエサを食べるのに支障がでる病気には、食滞と不正咬合の2つがあります。
食滞とは何らかの理由で消化管の働きが低下し、食べたエサが溜まってしまう症状を指します。
食滞になったデグーは歯ぎしりをしたり、食欲がなくなる場合があります。
また、強い腹痛が起こるため体を丸めることもあります。
デグーの様子がいつもと違うと感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。
不正咬合とは何らかの理由で上下の歯のかみ合わせがおかしくなってしまう症状を指します。
通常デグーは、ペレットなどのエサを食べるときに上下の歯をすりあわせ歯の長さを調整しています。
しかし、不正咬合になってしまうとエサがうまく食べることができなくなったり、歯ぎしりをする、よだれで口の周りが汚れるといった症状が現れます。
エサを食べたいのに上手く食べられないときは、不正咬合を疑うのがいいでしょう。
ペレットが固すぎて上手に食べることができないときは、ペレットをふやかすなどしていつもより柔らかくしてデグーに与えてみましょう。
また、エサのやり方ですがなるべくいろいろな種類のものを食べさせるようにしましょう。
いつも決まった種類のものしか食べていないと、使用しているペレットが廃番になったときにデグーが受け付けなくなってしまいます。
ペレットの種類を切り替えるときも、今与えているものを減らし、新しいものをその分追加するといったように段階的に進めていくことが大切です。
新しいペレットにすぐに慣れるデグーもいれば、時間がかかるデグーもいるため様子を観察しながらデグーのペースに合わせてあげましょう。
新しいペレットの食いつきが悪いときはふやかすなど、食感を変えてみるのもいいでしょう。
まとめ
デグーが体調不良からペレットなどの食べ具合が悪いときは、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。
ペレットが固くて食べることが難しいような場合は、ペレットをふやかすなどデグーが食べやすいようにするのもおすすめです。異変に早く気づくためにも、日頃からデグーの様子を観察するようにしましょう。
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