その愛らしさや、よく人に懐く好奇心旺盛なところから人気のデグーですが、飼育に関する情報は不足しています。
食事の量に関しては、全国の飼い主さんも苦労されているようです。
与える量は?
デグーは食べることが大好きです。
仲間と暮らしていても、一緒に遊ぶか、睡眠の時以外はほとんど食べています。
一匹での飼育だと、仲間と遊べませんから一人で遊ぶか、餌を食べるかになってしまいます。
そんなデグーに1日に与えるペレットの量は、一般的には体重の5%が目安とされています。
具体的には小さい頃は5g位で、成人したら10g位の量で充分なようです。
牧草は、常に食べられる状態にしておきますが、体格や便の状態を見て加減しましょう。
また、餌を隠す習性があり、与えた量が食べた量とは限りません。
おやつなどは隠しておいて「もっと欲しいよ」と要求する場合もあるので、与えすぎないよう注意が必要です。
測定する
デグーの体重管理も大切です。適正な食事量のため、デグーの健康維持のためにも、こまめに体重測定を実施しましょう。
そして太っていたら少し餌の量を減らす、痩せていたら餌の量を増やすといった具合にしましょう。
また、与えるペレットの重さを計測しておくといいでしょう。
だいたいの重さがわかっていれば、不意にペレットをおやつとして与える場合の計算も楽になります。
きちんと決まった量を与えたい場合は、粒によって重さが違うので、クッキングスケール等で計測してから与えます。
自然体で
日々の食事の量を観察して、残さず食べる量を把握し、計量などせずに目分量で与える、いわゆる自然体の飼育方法をとっている方もいらっしゃいます。
正しい飼育方法というのはなく、デグーと飼い主さんの信頼関係が大事だそうです。
まとめ
デグーの健康維持のためにも、きちんとした食事管理も大事ですが、自分で適量を調整しながら食べるタイプの個体や、あればあるだけ食べてしまう個体もいるので、飼い主さんが飼っているデグーの性格や、好みを見極めて、あまり神経質にならずに飼育することも肝要かと思われます。せっかくデグーと出会えても、飼い主さんがストレスを抱えてしまっては元も子もありません。体重の5%はあくまで目安で、個体の健康状態や体格により調節も必要だそうです。
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