ネズミやリスと違い、好奇心が旺盛で人に懐くことから、年々ペットとして飼育されている方が増えているデグーですが、皆さん飼育方法に試行錯誤をされているようです。
餌を与えるのに最も適した時間があるのかを調べてみました。
デグーの活動サイクル
デグーの活動サイクルは、早朝と夕暮れの薄暗い時間帯に活動する薄明薄暮性とも、昼行性ともいわれています。
明け方と夕方は活発に動き、日中はのんびりし、日が暮れると眠るのが本来の姿なので、餌やお世話の時間もこのタイミングに合わせると、デグーへの体の負担が最も軽く、健康維持にも理想的です。
とはいえ飼い主さんの生活環境も様々ですし、理想通りにはいかないこともあるかと思いますが、デグーも飼い主さんに生活のリズムを合わせてくれるようです。
餌の時間は?
牧草はいつでも食べられる状態にしておきます。
ペレットは、朝晩、1日2回、毎日決まった時間に与えます。
決まった時間に与えれば、デグーは餌の時間を覚え、お腹が空いても待つようになります。
それから、飼い主さんが餌の時間をきちんと守ることで信頼関係もできるし、デグーも生活リズムが作りやすくなります。
お仕事などの関係で思うようにいかないかもしれませんが、毎日同じ時間にお世話をすることは大切なことです。
照明で調節?
飼い主さんの中には、ゲージ内に照明を取り付け、朝は点灯し、夜は消灯、カーテンで囲うなどで夜と認識させている方もいます。
照明を上手に利用して明るい時間と、暗い時間をコントロールすることを心掛けるといいそうです。
それから、繁殖させたいと思うならば、四季に応じた日照時間を体で感じさせることも必要だそうです。
まとめ
本来は、早朝と夕暮れに活動し、日中はまったりとしているとされるデグーです。当然、その時間帯が餌の時間としては最適です。ですが、飼い主さんの生活環境によってその時間が難しいこともありますので、毎日、きちんと与える時間を決めていれば、デグーはお腹が空いても大人しく待っていてくれます。それから、照明を利用して体内時計のコントロールすることも考えましょう。デグーは順応性に優れた動物の1種ですが、あまり体に負担をかけることのないような配慮も必要かもしれません。
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