エン麦とは、漢字で“燕麦”と書き、「エンバク」と読むそうです。
英語では“オート(oat)”で、エン麦とオーツ麦は同じ物とのこと。
デグーの飼い主さんは、オヤツとしてデグーに与える方が多いようですが、このエン麦、調べてみたら、どうやら物凄い物のようです。
エン麦とは?
米国のTIME誌で、栄養機能が非常に高い健康食品のTop10に選ばれたそうです。
良質な淡白を含み、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富とのこと。
心臓病のリスクを下げる・糖尿病患者の血糖値を下げる・血糖コレステロールを下げる・便秘の解消・免疫力強化・胃ガンのリスクを下げる等、病気予防の効果まで、期待されているそうです。
また、ダイエット効果も期待できるとのことで、グラノーラなどダイエット食品の原材料としても注目されているそうです。
デグーとエン麦
デグーの健康のため、食物繊維はとても重要とのこと。
健康食品としてのイメージが強い玄米ですが、エン麦には、玄米の9倍も食物繊維があるそうです。
また、デグーは糖尿病になりやすいそうですが、この糖尿病予防に関しても、エン麦は効果的とのこと。
ご飯を食べた後、血糖値の上がりにくい食べ物ほど、脂肪が貯まりにくくなり、糖尿病予防に成るそうですが、エン麦と云うのは、かなり血糖値が上がりにくい食べ物なのだそうです。
エン麦、オヤツ
エン麦の効果だけを見てみると、いくらでも与えて良いように思えます。
ですがエン麦には、βグルカンと云う食物繊維が入っていて、これは水を吸収すると8倍もの大きさに膨らむそうです。
この食物繊維が膨らむことで、腸を活性化させたり、糖の吸収を緩やかにしたりと、様々な恩恵をもたらせてくれるとのことですが、体の小さなデグーなので、やはり、ほどほどが良いようです。
ネットをあちこちと見て回ると、エン麦は10粒程度との書き込みを多く目にしました。
デグーにしろエン麦にしろ、まだまだ専門家でも研究中という現状では、飼い主さん達の経験に従うのが、一番かと思われます。
まとめ
ほぼ医薬品というレベルで、体に良いエン麦ですが、唯一の欠点は、味がイマイチな事だそうです。ですが、多くのデグーには、本当にご馳走らしく、『デグー エン麦』と動画サイトで入力すると、エン麦を嬉々として食べるデグーの姿を見ることが出来ます。
多くの食物繊維を必要とし、糖尿病にも成り易いデグーにとって、“エン麦”は正に、うってつけ。そんな食べ物を大好物としているとは、「デグーさん、まじスゲ~」って感服するしかありません。
デグーを愛するあまり、その健康のためにオヤツはあげないと云う飼い主さんも居るようですが、こと、エン麦に関しては“健康の為のオヤツ”なんて考え方をしてみる価値は、充分に有ると思いました。
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