デグーは乾燥地帯の出身で、厳しい環境のなかでも生き抜けるようにと完全草食で粗食です。

牧草と水が主食で、ペットとして飼う場合にも牧草をメインに与えるようにしましょう。

特にイネ科の牧草は低カロリーで栄養価が高いためおすすめです。

繊維質が多く、逆にたんぱく質や脂質、カルシウムなどは少ないものを選びましょう。

デグーは糖の代謝が苦手なので、糖分の多いものや高カロリーのものを与えていると糖尿病などの病気になってしまいます。

牧草はデグーの健康維持のほか、奥歯を使って食べることにより、奥歯の伸びすぎを防止してくれる働きも持っているのです。

デグー 牧草 おすすめ

主流はチモシー

よく出回っている牧草にはチモシーというものがあります。

イネ科の牧草であるチモシーはヨーロッパが原産で、アメリカや北海道でも栽培されています。

チモシーもメーカーによっていろいろです。

デグーによって好みも違うようなので、食いつきがあまり良くないようなら様々なメーカーのものを試して、気に入って食べてくれるものを探しましょう。

飼い主さんたちの間で評判がいいチモシーは、アメリカンペットダイナー社のチモシーゴールドという製品ですね。

11月ごろに収穫した2番刈りのものを使用していて、茎の部分が少ないため柔らかく食べやすいようです。

マメ科の牧草は与えすぎに注意

粗食のデグーにとっては、低カロリーで栄養価の高いイネ科の牧草がおすすめです。

チモシーのほか、バミューダヘイオーツヘイなどもありますね。

ただし、オーツヘイは糖分が少々高め。

デグーが好んで食べるようになってしまうと糖尿病のリスクが上がってしまうので、おやつ的な感覚であげたいですね。

また、マメ科の牧草(アルファルファやクローバー系)もカロリーが高めなので注意が必要

成長期である生後6か月までならいいのですが、その間に味を覚えてしまって気に入ってしまうと、チモシーなどを食べなくなってしまうので注意したいですね。

まとめ

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デグーの主食は牧草ですが、その中でも低カロリーで栄養価の高いイネ科の牧草、とくにチモシーがおすすめです。デグーにもそれぞれ好みがあるので、好きな牧草やメーカーを探してあげてくださいね。デグーは過酷な環境下でも生き抜けるようにと粗食で、糖の代謝などが苦手です。デグー用のペレットなどもありますが、牧草は必ずあげるようにしてください。

 

 

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