デグーが不正咬合になってしまうとして、心配されるケージ齧りですが、その原因は様々なようです。
ケージ齧りの原因と、ケージ齧りの対策について調べてみました。
ケージ齧りの原因と対策
○ おねだり
「遊んで♪」「出して♪」「オヤツ欲しい♪」
そんな、“おねだり”の合図として、ケージを齧る場合があるそうです。
対策としては、“おねだり”に屈しない事だそうです。ケージを齧ったら遊んでもらえた。ケージを齧ったら出してもらえた。ケージを齧ったらオヤツもらえた。そんな経験が有ると、「“おねだり”する時はケージを齧る」なんて思い込むらしいのです。
なので“おねだり”に屈しない事で、ケージを齧る事が、“おねだり”の合図では無いと、教えられれば、“おねだり”の為のケージ齧りは無くなるそうです。
○ ストレス
ストレス発散のために、ケージを齧る場合が有るそうです。
対策としては、よく食べ、良く遊び、身の回りをキレイ、かつ快適に。くらいだそうです。
エサ・水・ケージ等を清潔に保ち、おさんぽ（部屋んぽ）やマッサージ等で充分にコミュニケーションをとり、室温などに気をつけて、デグーにとって快適な環境を用意することでストレスを減らせるようです。
ただ“おねだり”もストレスの一種です。絶賛おねだり中の時は、遊んだりオヤツを与えたりしないようにとの事でした。
○ そこにケージが有るから
ただ齧る！ そこにケージが有るから齧る！ とにかくクセでケージを齧る！
そんな場合、齧る場所に、齧られても良い木の柵などを設置するか、齧られないケージを用意するくらいしか、対策が無いようです。
齧られないケージ
絶対に齧れないケージとして、アクリルケージと云う物が有りました。
アクリル製の飼育ケージで、底面が引き出し状になっているため、床掃除は通常の金網タイプの飼育ケージと同じ要領で出来るようです。
デグー飼育用に水飲み台・走り車・ヒーターなども、オプションで付けられるようです。
《アクリルケージ デグー》で検索すると、販売店のサイトを見つけられます。
欠点としては、お値段が高く、６万円～１５万円くらいでした。
金網タイプのケージでも、よく噛む場所を水飲み場にする。
よく噛む場所に、齧り用のオモチャ・目の細かいアミ・アクリル板などを置くなど、工夫されている飼い主さんも大勢いるようです。
デグーがケージを齧らないよう、ケージ自体を自作してしまう飼い主さんも居るようです。
１００均で買った焼き肉用のアミを結束バンドで結わえて箱状にした物。木の棚に金網を張った物。など様々で、中には、職人さんですか？ってくらい素晴らしいケージを作られる方も居ました。
《デグーケージ 自作》で検索すると、ケージを自作している方々のページを見られます。
最近、ＤＩＹにハマる女性が増えてるとかで、ＤＩＹを始める切欠として、デグーケージに挑戦なんてのも面白いかと思いました。
まとめ
ケージを齧る事で、不正咬合になるとしたら、そのケージは“デグー用”として相応しいのでしょうか？
デグーを販売する業者さんには、デグーが健康に暮らせるケージと云う物にも、目を向けて欲しいと思いました。
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