近年、ペットとして人気が高まってきているデグーの食生活について調べてみました。

その中でも、主食となる牧草を食べないことが時々あるようで、その原因についても調べてみました。

デグーのエサについて

デグーは、デグー科に属するげっ歯類でネズミの仲間です。

デグーは南アメリカ南西部のアンデス山脈などの山岳地や高原に生息しています。

野生では山脈などの過酷な環境で暮らしているため、粗食で、完全な草食性です。

主に牧草と水だけで一生を過ごします。

糖分の代謝をしにくい体質なので、ペットとして飼う際は、栄養過多なエサ(ペレット)や果物を与えすぎると糖尿病になってしまう可能性があるので注意が必要です。

また、野菜なども食べますがネギ類やゴウレンソウ、アボカドなどは与えてはいけません。

デグーが主食の牧草を食べない原因は?

デグー 牧草 食べない

デグーは草食動物で、主に牧草と水で一生を過ごします。

デグーが牧草を食べなくなる原因として、主に2つの理由が考えられます。

1つ目は、デグーが何らかの病気になってしまっている場合

よくある病気として挙げられるのは、不正咬合と食滞です。

不正咬合とは、何らかの理由で上下の歯が噛み合わなくなってしまう病気です。デグーはげっ歯類で、上下の前歯は一生生え続けます。

通常は、牧草等の主食を食べることで徐々に歯をすり減らしていますが、不正咬合になってしまうと上手くエサを食べることができないので注意深く見てあげることが大切です。

食滞は何らかの理由で消化管の働きが滞ってしまい、食べたエサが十分に消化されないようになってしまう病気です。

食滞になってしまうと、デグーはエサを食べなくなってしまうのでどんどん痩せてしまいます。

デグーがエサを食べなくなってしまった場合は、なるべく早めに動物病院へ連れて行ってあげてください。

2つ目は、牧草よりもペレットなどのもっと美味しいエサしか食べなくなってしまった場合

デグーは嗜好性が強いため、専用のデグーフードなどを与えると美味しいのでそちらを好んで食べるようになってしまい、主食の牧草を食べなくなってしまうことがあります。

ペレットは体重の5%の重さを基準に調整し、おやつは控えめにするのが良いでしょう。

あまり与えすぎると、消化不良を起こす場合もあるのでペレットのあげすぎは注意が必要です。

スポンサードリンク

まとめ

デグーは草食動物で、主食は牧草と水ということが分かりました。しかしペットとして飼われる場合は専用のペレットもあり、ペレットばかりを与えすぎるとそれしか食べなくなってしまい、肥満や食滞などの病気になってしまう危険性があるということが分かりました。牧草しか食べさせない時間を作るというのが大切だということが分かりました。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事