デグーとは体長が20センチほどの小さな動物で近年はとてもペットショップでも見ることが出来る動物です。
そんなデグーに必要なのは牧草と言いますが、デグーにとって牧草はどのような役割をしているのでしょうか。
デグーにとっての牧草
とても可愛らしいデグー。
見た目はネズミのようなウサギのような生き物ですが、ネズミ目です。
しかしネズミの仲間なのに飼育環境を見ると必ず牧草が入っていることがありさらに、ペットショップでは牧草を勧められます。
牧草というのはデグーにとって必要な餌なのでしょうか。
実は餌としての役割の他にも大事なデグーの歯の健康を守るために必要なのです。
牧草は病を防ぐ
ネズミ目の動物の特徴として歯が一生伸び続けます。
デグーも例外ではなくずっと一生歯が伸び続けるのですが、一生伸びるのは前歯だけではなく実は奥歯も伸び続けるのです。
ハムスターなどのげっ歯類と呼ばれる種類は前歯だけが伸びるのですが、全体的に歯が伸びるので奥歯ですりつぶすようにして食べなくてはいけない牧草などは歯が伸びすぎるのを防ぐ働きがあるため、牧草をあげるといいと言われています。
主食のペレットだけ挙げていると歯のかみ合わせが悪くなる不正咬合という病気になり口腔内を傷つけてしまいます。
さらに、かみ合わせが悪いことにより食欲が落ちたり呼吸が出来なくなるといったことも出てきてしまいます。
牧草は必ずあげましょう
不正咬合に一度なってしまうと治すことが不可能となります。
それをきちんと予防するためにも牧草をあげてきちんと歯のチェックを心がけてあげましょう。
ちなみにデグーの歯というのは人間の歯のように白い歯ではなく、黄色い歯ですので、黄色の歯だから歯が悪いと思わなくていいです。
牧草をあげる理由として、歯ももちろんですが食物繊維も豊かで栄養もありますので一日一回綺麗な牧草をあげることを習慣づけると栄養面でも歯の為にもいいでしょう。
まとめ
ただ栄養の為にあるのかと思った牧草ですが、実はデグーの命にも関わりかねない病気の予防をしてくれているという事がわかりました。
今のあなたにおすすめの記事