デグーの歯は柔らかくて、爪切りで切ることができる硬さです。
デグーの歯は、放っておくと長く伸びてしまい左右の長さが違う、歯が欠ける、抜けるなどの可能性があります。
前歯と奥歯のケアの方法にも違いがあります。
正しい方法でケアすることが健康な歯を維持する上で大切です。
前歯について
前歯は簡単に切ることができます。たとえ歯が伸びすぎても、病院で簡単に切ることができます。
又、何かを噛む時には前歯を使うことが多いので、それほど歯が伸びることもありませ。
歯を切ることはできますが、長さが左右対称で無くなったり、きれいに切れない事もあるので、病院で切ることをお勧めします。
奥歯について
奥歯は物を噛む機会が少なく、前歯よりも歯が長く伸びやすいです。
歯が生えている場所が治療しにくい為、病院でも麻酔をして治療する場合があります。
奥歯に関しては常に気を配る必要があります。
歯が伸びすぎる原因
歯が伸び過ぎるのは「柔らかいものを食べているから」と考えがちですが、デグーの場合は違います。
食べ物の硬さではなく、噛んでいる時間が関係してきます。
つまり「咀嚼の回数」が原因で歯が伸びすぎてしまいます。
改善策
デグーには硬いエサではなく、牧草などの草を与えましょう。
牧草はデグーが定期的に咀嚼しながら食べ続けることが可能です。
牧草が苦手なデグーには、「バーミャダグラス」や「チモシーゴールド」をお勧めします。
心配な方は、一度「動物病院」を受診しましょう。
時間が経つと、症状が悪化してしまうので早目の治療が大切です。
伸びた歯が折れる可能性
伸びた歯が折れる可能性は高く、場合によっては抜けることもあります。
折れた歯でデグーの口の中が切れていないかを確認し、速やかに動物病院で治療を受けましょう。
折れた歯をデグーが食べてしまうことがあるので気をつけましょう。
まとめ
歯が伸びすぎない為に、硬い餌をあげる方も多いのではないでしょうか。人間は硬い物を食べて、歯並びを良くするとよく聞きます。しかしデグーの場合は柔らかい牧草が歯の伸びすぎに防止に効果的です。デグーが餌を食べている口に異変がみられた場合は速やかに動物病院を受診しましょう。
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