ペットのデグーがある日くしゃみをしていたら、可愛いかもしれませんが、その行動には実は危険な病気などが潜んでいる可能性があります。
デグーがくしゃみをしている時の原因と潜んでいるかもしれない病気などについて、お話ししていきましょう。
デグーがくしゃみをしている時
デグーがくしゃみをするという時に考えられる原因としては、
1.ケージに入れているペレット(餌)の粉、草などによってくしゃみをする。
2.不正咬合の可能性
3.肺炎などの感染症の可能性
主にこの3つが考えられます。ケージのペレットや草が原因の場合には、その原因となるものを取り除いたり、餌を変えたりして工夫してあげれば良いのですが、あとの二つに関しては病気なので、早期発見と治療が必要になってきます。
具体的にどのような病気なのかを見ていきましょう。
デグーの不正咬合について
不正咬合とは「歯」に関しての病気の事です。
主な症状としては「前歯、奥歯が伸びたり、歯並びが悪くなる」事によって、かみ合わせが悪くなり、食事が取りづらくなる事で、食欲の減少、体重の減少などが見られる病気です。
この際に歯が伸びた事によって、鼻の副鼻腔などを刺激してしまい、鼻水やくしゃみといった症状が付随して起こります。
その他にもひどい場合であれば、呼吸症状や目に関する症状(目やにが出る)なども見られます。
デグーの肺炎などの感染症について
不衛生な飼育下の際に、感染症が起こり得る可能性があります。
肺炎もウイルスなどに感染する事によって起こる病気であり、症状としてはくしゃみ、鼻水、呼吸困難、食欲の減退などが挙げられ、酷い場合には衰弱してしまう事もあります。
飼育環境を清潔に保っていれば、ほぼ起こる事は無いので、飼い主さんは普段から環境を整えてあげる事が重要になってきます。
まとめ
デグーがくしゃみをしている時にはいくつかの要因が考えられます。不正咬合の場合に関しては、飼い主さんが歯の健康状態などを普段からチェックしてあげる事で、確認、対策が出来る病気でもあります。
思い当たる症状が出た場合には、歯や健康状態をチェックしてあげるようにしましょう。
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