デグーはチモシーと呼ばれる牧草を主食としています。
チモシーはデグーの食事としてはもちろん、敷材や巣箱に使用したりと様々な用途があります。
今回はデグーに欠かすことのできない、チモシーについて詳しくみていきましょう。
デグーが食べるチモシーについて
チモシーとはヨーロッパ原産のイネ科の牧草の一種で、デグーの主食となるためデグーを飼育する上で欠かすことのできないものです。
日本には明治時代に飼料用として輸入され、オオアワガエリという名称で野生化しているものもあります。
チモシーと同じ牧草でアルファルファーと呼ばれるマメ科のものも有名です。
アルファルファーと比べるとチモシーは栄養分が少し劣っていますが、デグーは糖尿病を発症しやすい傾向があるためチモシーの低カロリーで高ミネラルがちょうど良いと言われています。
チモシーには乾燥したものと一番刈りのものと2種類ありますが、一般的には乾燥したものが多く出回っています。
また、デグーはチモシーを含めた牧草を用意した分全て食べることはありません。
牧草入れの中にある中から自分が気に入ったもののみ食べるため、残ったチモシーを食べることはほとんどありません。
ですので、デグーが牧草不足になるのを防ぐためにもあらかじめ多めに用意しておくようにしましょう。
食べ残したチモシーは敷材にして新しいものと交換するのがおすすめです。
チモシーも袋から出したものは香りが良いため、デグーの食欲をそそる効果があります。
デグーのためにも、1日1回は新しいチモシーと交換、または追加してあげるのがいいでしょう。
食が細いデグーの場合は、デグーの様子を観察しながらチモシーをこまめに交換するのがおすすめです。
チモシーを食べることで、デグーの奥歯の伸びすぎを防ぐこともできるため、歯の病気にかかりにくくなるというメリットもあります。
あくまでも主食はチモシーで足りない栄養をペレットで補うようにしましょう。
まとめ
チモシーは低カロリーで豊富な栄養分が含まれています。
デグーにチモシーを与えるときは多めに用意し、食べ残したチモシーは敷材などに使用するようにしましょう。
チモシーの1日1回を交換の目安とし、食が細いデグーの場合は様子をみながらこまめにチモシーを交換するのがおすすめです。
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