ケージの中で動き回るデグーですが、ケージの中だけで飼い続けても良いのでしょうか?
小さくて動き回るのでケージの外に出すのは不安だけど、狭いケージの中だけではかわいそうな気がする。
そんな疑問にお答えします。
散歩は飼い主さんのスタイルに合わせて
デグーはもちろんケージの中だけでも飼うことはできます。
ですが、ケージの外に出して気分転換をさせたり、運動不足を解消したりしてあげることはデグーにとって喜びになるでしょう。
ちなみにここでいうお散歩というのは、屋外に出すことではなく、お部屋の中に放してあげることをさします。
ただ、デグーは頭が良いので、ケージから出してもらうことを覚えると鳴いたりケージを齧ったりして催促をするようになります。
今度は外に出してくれないことがストレスになるので、できれば毎日時間を決めてお散歩させてあげるようにしましょう。
もし、毎日散歩ができない環境にあるなら、ケージの外に出られると覚えさせない方が良いかもしれませんね。
一番避けてほしいことは出したり出さなかったりすることです。
散歩の際の注意点
デグーのお散歩に関しては、これでもかというくらい注意点があります。
まず、時間を決めてあげましょう。
デグーの活動時間は朝から夕なのでその内で時間を決めて、だいたい15分を目安にお散歩時間を作ってあげてください。
長すぎるとケージに帰らなくなったり、おしっこをしてしまったりすることがあります。
次にお部屋の準備をします。
ドアや窓に隙間がないか。
カーペットや座布団に潜り込む可能性があるので、死角になるような場所はないか。入ったら困る隙間はないか。柱・家具の角を齧るのでコーナーガードは付いているか。
防虫剤など齧られたら危険なものはないか。
電気コードは齧られると感電や漏電の危険があるので保護カバーを使ったり配線場所を変えたりする必要があります。
落下物がないか等、危険な要素は取り除いてあげてください。
上記のような準備が面倒であれば、囲いを作ってあげてそこに放してあげると良いかもしれませんね。
それではデグーのお散歩をしましょう。
お散歩中は決して目を離さないでください。
気づかず踏んでしまったり蹴ってしまったり、危険がいっぱいです。
慣れるまでは3日に1回程度にして徐々に増やしていきましょう。
お散歩中にケージの掃除をする方も多いと思いますがそれはだいぶ慣れてからのお話で、初めのうちはデグーに集中するようにしましょう。
まとめ
お散歩できる目安は、手に乗れるくらい懐いてからだそうです。ケージから出してあげると、嬉しそうに走ったり、甘えてきたりといつもと違うデグーの様子を見ることができます。個体差がはっきりと出るので見比べるのも楽しいですね。お散歩でデグーとの信頼関係を深めて、ますます癒されてくださいね。
今のあなたにおすすめの記事