デグーをペットとして飼っている方も最近は増えてきているようですが、寝床としてハンモックを使用し、その可愛い姿を写真に収めている飼い主さんも割といらっしゃるようです。
今回は夏にデグーが涼しく過ごせるようにハンモックをどのように設置したらよいか、ハンモックを選ぶ際の注意点などをお話ししていきましょう。
夏場にハンモックを設置してみよう!
デグーにとっても夏場はとても厳しい環境になります。
そこでハンモックなどを利用する事によって、空調の効いた部屋などであれば、風を感じて快適に過ごす事が可能になります。
デグー用のハンモックというのは基本的に販売されていないようなので、手作りしたり、他の小動物用のハンモックを使用している飼い主さんが多いようです。
ハンモックの材質などによってもまた違ってきますし、デグーの「習性」からもハンモックを選ぶ際にも注意したい事があります。
ハンモックを選ぶ際の注意点
デグーが快適に過ごす為に、ハンモックを選ぶ際の注意点をご紹介しています。
1.ハンモックの材質
ハンモックの材質によっては、デグーの爪がハンモックにひっかかり、それから逃れようとして思わぬケガに繋がる事があります。
タオル生地のようなものは爪がひっかかりやすいので、避けた方が良いでしょう。
また、デグーはげっ歯類の為、歯で何でもかじる習性があります。
ハンモックも例外ではなく、かじってしまい布がボロボロになる事で、足がかじった穴にはまってしまったり、急に落下したりする危険もあります。
なるべくかじってボロボロになったものは使用しないで、気が付いたら取り換えるようにしましょう。
2.ハンモックのパーツにも注意
ハンモックを取り付ける際の金具にも注意した方が良いです。
金具に尻尾の毛がひっかかり、逃げ出そうと暴れるあまりにケガをしてしまうケースもあるようです。
市販のものでも、ひっかかりそうな場所が無いかなど、事前に確認して購入した方が安全に使用出来るでしょう。
ハンモックの材質に適しているもの
それでは、ハンモックの材質に適しているものは何なのでしょうか。
一般的にフェレット用などで販売されているものとしては、メッシュのものが夏場には適しているようで、デグーにも使用している飼い主さんは多いようですが、噛んでしまう事も多々あるようですので、メッシュ部分がボロボロになった場合には取り換えるようにしましょう。
その他に手作りしてハンモックを作る際に、適している材質としては以下のものが挙げられます。
・手ぬぐい(目が細かく、通気性が良いので夏場に適した素材といえます。)
・トレーナー(洋服のトレーナーの素材はあたたかく、冬に適しています。)
基本的に目の細かい布に関しては、爪がひっかかったりすることなく、ハンモックとして使用しても、安全に使用できるでしょう。
逆に適していないものとしては、タオル地や毛糸などです。
タオル地は爪がひっかかりやすいですし、毛糸も目が粗いのでどうしてもひっかかりが気になるところです。
安全面に配慮しながら、快適に過ごせるようなハンモックを選んであげると良いですね。
まとめ
ハンモックを設置して、夏場に快適に過ごせるようにケージ内を工夫してあげると良いでしょう。その際には材質やハンモックのパーツなど、安全面に配慮して設置するようにしましょう。
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