近年日本でも人気が高く、ペットとして飼う人も増えてきたデグー。人懐こく、頭がいいためしつけが比較的簡単と言われていますが、甘噛みに対しての対処方法は人それぞれのようです。
デグーの甘噛みと対処法
デグーは齧歯類に分類され、ハムスターと比べても人懐こくマッサージを好みます。
え齧歯類の動物に噛むということを禁止するのは難しいですが、人の手だけを噛まないように教えるのは可能です。
デグーが甘噛みをするのは飼い主に慣れ、気を許しきた頃から発生するものなのでデグーの愛情表現とも受け取れます。
そのままデグーの甘噛みを受け止めるという方法もありますが、甘噛みはどんどん強くなっていくためかなり痛い思いをすることになります。
また、自分だけならともかく他の人に対しても噛むようになることがあり、特に小さいお子さん相手にデグーが甘噛みをしてしまうとお子さんが痛い思いをトラウマと感じトラブルに発展する可能性もあります。
そういったトラブルを回避するためにも、デグーの甘噛みや噛み癖に対して早めに対処することが重要となります。
デグーも人間と同じようにそれぞれ性格が異なるため、中には甘噛みを含め全く噛むことのないデグーもいます。
また、人に対しては噛むけれど仲間には噛みつかない、大人には噛まないけれど小さいお子さんには噛みつくといった場合もあるので、飼育しているデグーがどういった場面で噛むのかまずは把握してみましょう。
デグーの甘噛みを含めか噛み癖を治すための対処法としておすすめなのが、噛まれたときにデグーにはっきりと「痛い」と伝えることです。
デグーは頭がよく賢い動物ですので、何回か繰り返し伝えることで相手に悪いことをしていると感じ、甘噛みや人に対して噛むということが少なくなってきます。
また噛まれたときに「痛い」という言葉と一緒に噛まれている指の爪でデグーの歯を軽く叩くという方法もあります。
このとき力を入れすぎるとデグーが飼い主を恐怖の対象として捉え、信頼関係を元に戻すことは難しくなるため力加減にはくれぐれも注意しましょう。
人に対して甘噛みや噛み癖がなくなっても、恐怖を感じたり驚くことがあると野生動物の本能が働き、つい噛んでしまうことがあります。
そのようときはデグーを強くしからずにまずは安心させてあげましょう。
小さなお子さんがデグーに近づくときは、デグーの性質を知らずに驚かせ噛んでしまうということが多いため、お互いが嫌な思いをしないためにも飼い主が適切な対応をするように心がけることが大切です。
まとめ
デグーの甘噛みや噛み癖を治したい場合は、噛まれたときに飼い主が「痛い」とハッキリ伝えることが大切です。何回か繰り返し経験することで甘噛みを含めた噛み癖が改善されるようになるでしょう。
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