デグーを飼育している上でよくあるトラブルに「デグーの尻尾が切れた」ということがあります。
目の前で愛しいデグーの尻尾が切れたのを見るとパニックになりがちですが、まずは慌てずに冷静に対処するようにしましょう。
デグーの尻尾が切れたときの対処法
デグーは活発に動き回ることが多いため、何かの動きの拍子に尻尾が切れたり傷が付くことがあります。
また、飼い主に慣れてくると飼い主の近くをうろつく事が多いため、部屋にデグーを放したときに気付かずにデグーの尻尾を踏んで切れたということもあります。
デグーの尻尾が切れたときは、まずは飼い主が慌てずに冷静に対処するようにしましょう。
また、尻尾が切れたといっても程度により対処方法は異なります。
尻尾の先が少し切れただけの場合は、そのまま放っておいても問題がないことが多いといわれています。
デグーの尻尾のトラブルで一番多いのが、尻尾の皮だけ剥がれた状態です。
切断して傷の手当をするという方法もありますが、傷の程度によっては縫合で切れた尻尾を修復することが可能ですので、デグーを綺麗なケージに移し動物病院へ診察にいきましょう。
このとき、傷口に粘着性のある絆創膏などは貼らずに傷口を軽く包む程度にしておくことがポイントです。
絆創膏などを貼ってしまうと病院で剥がすのに時間がかかってしまい、デグーにも負担がかかってしまいます。
また、処置までの時間や傷の状態にもよりますが、切れた尻尾の部分を清潔なガーゼで包み、冷蔵庫等で保管したものを一緒にもっていくと人間と同じように元の状態にくっつけることも可能です。
デグーの尻尾は根元から切れてしまうとバランスを保つのが難しくなり、運動能力が低下するといわれているため注意しましょう。
また、デグーにストレスが溜まると自分の手足や尻尾を囓ったりという自傷行為につながる場合があるため、デグーにストレスが溜まらないように生活環境を整えてあげることも大切です。
まとめ
デグーの尻尾が切れたときは飼い主が慌てずに冷静に対応することが大切です。
傷の程度によっては元通り切れた尻尾を修復することが可能なため、早めに動物病院を受診するようにしましょう。
また、デグーがストレスで自傷行為に走らないように生活環境を定期的に見直してみることも大切です。
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