デグーを飼育していると、尿の色がいつもと違う色の時があります。
尿の色がいつもと違うと病気なのか、またデグーがかかりやすい病気などについて調べました。
デグーの尿の色
私たち人間も、他の動物も尿の色と聞いて浮かぶ色は黄色です。
デグーも通常は薄い黄色の尿ですが時々、赤やオレンジ、白っぽい色に変化することがあります。
飼い主としては突然尿の色が変わっているのを見ると、病気なのかととても心配になる方が多いようですがこれは「色素尿」と呼ばれるもので病気ではありません。
デグーは食べたものによって成分が尿に出て発色するのです。
例えば、大根の葉や小松菜などを食べていると、ポルフィリンという成分が尿から出て赤の尿が出たり、市販されているエサなどでも尿の色が変化することがあるので心配する必要はありません。
もし、元気がなかったり心配であれば、市販されている尿の検査紙を使用するか病院でみてもらいましょう。
デグーがかかりやすい病気
せっかくデグーを家に招き入れたなら健康で長生きしてもらいたいのが飼い抜きの気持ちで特に病気には気をつけたいところです。
デグーがかかりやすいといわれている病気は、熱中症・低体温症・糖尿病・不正咬合・ビタミン欠乏症が主にかかりやすいと言われています。
デグーが生活するにあたっての適正温度は10℃以上28℃以下なので留守にする時も適正温度をキープするようにしてあげると、熱中症や低体温症にならないよう防止することができます。
デグーは動物の中でも糖尿病になりやすい動物と言われているそうです。
エサの量や、おやつの量をしっかりと管理して、運動不足にならないよう回し車などを活用し、闘病尿にならないように気を付けてあげましょう。
げっ歯類であるデグーは歯が伸び続けます。
通常はエサを食べる時に歯がすり減っていきますが上手に咀嚼できていなかったり、ゲージの金網などの硬いものをかじり続けていると不正咬合になってしまいます。
エサとして干し草を与えると予防になりますが、一度不正咬合になってしまうと完治することが難しいので特に気を付けてあげてください。
また、デグーは体内でビタミンを作ることができません。
ビタミンを与えないと様々な病気の原因となるので必ずサプリメントなどでビタミンを摂取させビタミンが不足しないようにしましょう。
まとめ
デグーは食べたエサの種類により尿の色が変化するので
赤やオレンジ、白っぽい尿が出ても病気ではないので心配する必要はありませんが
かぶせて元気がない、いつもと様子が違うようだったら病院へ連れて行き
デグーがかかりやすいと言われている病気にも気を付け
大切に育ててあげましょう。
今のあなたにおすすめの記事