デグーは妊娠してから約3か月(90日)ほどで出産します。
デグーは自然環境の中では1年間に1回の出産が可能ですが、飼育環境の場合は1年に3~4回出産が可能です。
1匹のデグーから約3~6匹の子供を3時間程かけて1匹ずつ産みます。
妊娠の兆候
①胎動
デグーのメスを観察していると呼吸とは違う動きが腹部の皮膚から確認できます。
お腹の中で、デグーの赤ちゃんの動きが確認することができます。
体が小さいデグーなので、見た目で確認することができます。妊娠中も注意深く腹部を見てあげましょう。
②体重の増加
デグーの体重は個々で違いますが、注意するべき点は急に体重が増加することです。
デグー自体の重さは200g前後です。
例えば急に20g増加していれば体重の1割の急激に太ることはほとんどありません。
急激な体重増加は妊娠している可能性があるので、定期的に体重を確認いていれば、妊娠に気づくことができます。
人間の感覚で、数十gを正確に確認するのは至難の業です。
必ず測定用のはかりを使用して定期的に測定しましょう。
③デグーの体系
人間でも妊娠をしたらお腹が大きくなり体系が変わります。
デグーも同様に体形が徐々に変わります。見分けるポイントは「ひょうたん」の様な体系です。
体重増加の場合はお腹の周りだけ急に大きくなることはありません。
約3~6匹の赤ちゃんがお腹にいるので、大きなお腹になるでしょう。デグーを抱く時は優しく触れるようにしましょう。
産後のケア
デグーの出産は非常に体力を使います。
出産をした雌のデグーと生まれてきた子どもには「山羊のミルク・ビタミンサプリメント」で栄養を補う方法もあります。
又、産後は雄と別のゲージに移動して一時的に飼育しましょう。
出産前に必要な物を準備しましょう。
注意点
デグーの出産は母親になるデグーに大きな負担をかけます。
繁殖の必要がない場合は、雄と雌を別々に飼育するようにしましょう。
まとめ
デグーの妊娠の兆候について、3つを紹介しました。妊娠初期にはあまり体に変化が出ないため気がつきませんが、徐々に体系が変わり妊娠を確認できます。安全に出産ができる環境を整えることが安産に繋がります。
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