回し車と言われると、よく小さなハムスターなどの小動物が乗り回しているイメージがあります。

夜中にカタカタと音がするので、音の正体を知らない時はなんの音だろう、と心配になった方もいるかもしれません。

ですが運動不足の解消に回し車は役立つ物ですね。デグーにも回し車は必要なのか、について調べました。

デグーは動き回る事が必要

動物でも人間でも、誰でもそうですが動かずに一日を過ごせるものはそうはいません。

狭い場所にずっと動かないでいるとストレスも溜まってイライラしてきます。

デグーも同じです。

狭いケージの中にいればストレスも溜まります。

野生のデグー達は山岳地帯に生息していますが、自由に自慢の脚力を使って飛び回ったり、駆け回ったり、元気に動き回って自由奔放に生活ができています。

ペットで飼育したデグーは庭や公園に放すわけにはいきませんが、少しでも動ける環境を与えてあげたい所です。

そこで役立つのが回し車です。

デグー 回し車 必要

回し車はケージの網にひっかけてネジで固定するタイプ、支柱が付いていてどこにでも置けるタイプがあります。

素材もプラスチックや金網状ステンレスとあります。

使用するのは好みでもかまいませんが二つには多少メリット、デメリットがあります。

デグーのようなゲッ歯類という動物は生きている限り歯が伸びますが、伸びた歯を削るために物を噛む習性があります。

ケージの中にかじり木を置いておけば多少は被害を食い止められますが、結局は色々な物を噛んでしまう為、噛んだ物がいつか壊れてしまいます。

ですのでプラスチック製品は壊されやすいというデメリットがあり、定期的に交換する必要がでてきます。

一方のステンレス壊されにくいのがメリットですが、事故を起こす可能性があるデメリットがあります。

デグーを単体で飼育している場合はまだ安全と言えますが多頭飼いの場合、一匹が遊んでいる回し車に別のもう一匹が乱入する事があります。

その時に回っていた回し車と支柱の間に首が挟まってしまい、悲しい結末になってしまうという事故の例があるのです。

特に親子飼いの場合、子供達がまだ小さい場合は特に危険が大きいと言えます。

事故を予防するにはケージに備え付けられるプラスチックの回し車です。

こちらは支柱がないので挟まる危険が少ないと言えるのがプラスチックのメリットです。

どちらを使うかはデグーを飼育している状況によって使い分けるといいでしょう。

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まとめ

飼育されたデグーのストレス解消をするために回し車は必要ですが、状況によっては事故を起こす可能性もあります。安全に使用できる状態か、大事なデグーの状況をよく考えて用意してあげる事が大事でね。

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