動物に噛まれると痛いですね。ですが噛む行為にも実は意味があります。
デグーが甘噛みをする意味、についてです。
甘噛みは愛情表現の一つ
遊んでいる時や頭や体を撫でた時に甘噛みをしてくる動物は多いでしょう。
犬も猫も、デグーも甘噛みをしてきます。
甘噛みとは少し痛いけれど、出血をする程ではない噛み方を甘噛みと言いますが、それでも多少はやはり痛いです。
けれども甘噛みは動物達にとって飼い主への愛情表現の一つです。
ご主人が大好きだからこその行為ですのであまり目くじら立てて怒らないであげて下さい。
ですがあまりに強い噛み方をされてはいくら愛情表現といっても噛まれている方も痛いですし、小さな子供が頭を撫でたりして噛んだ場合は少し危険な時もあるでしょう。
そういう場合はデグーにも甘噛みの力加減をするようにしつける事ができます。
デグーの甘噛みのしつけ方
デグーは小動物の中では頭が良く、知性が備わっている動物と言われています。
覚えると道具を使ってエサを取る事もできます。飼い主に懐くと名前を呼んだ時に返事をするような鳴き声を上げたり、逆に鳴き声で飼い主を呼んだりもします。
それらの点を考えてもデグーは頭が良い動物と言えます。
デグーへの甘噛みのしつけ方は犬や猫にやる方法の一つでもあります。
甘噛みをした時に飼い主が思い切り「痛い」という事をアピールする事です。
甘噛みをしたデグーが驚くぐらい、オーバーに痛がる演技をして見せ、デグーにこれは痛い事なんだという事を覚えてもらう方法です。
それを何回か続けるうちにデグーも力加減がわかってきます。
甘噛み自体はやはり痛いでしょうが、力加減をしてくれると噛まれる方は恐怖心なく受け入れる事ができますね。
頭を撫でる場合の注意点
どの動物もそうですがいきなり人間が手を広げて頭を撫でようとすれば驚いてしまいます。
驚いた動物は甘噛みではなく、自分の身を守る為に本気で噛んできますのでケガをする可能性があります。
デグーも同じなので撫でる場合は上からではなく、下からゆっくりと手を出してデグーに手が見えるように頭を撫でてあげて下さい。デグーが気持ちいいポイントは首筋や耳元、体全体。
一番良いのは顎の下です。こちらを撫でると猫のように目を細めてうっとりとした表情を見せてくれる事でしょう。
まとめ
甘噛みは愛情表現と言われると仕方ない、と思われますが噛まれる方にも限度があります。
それをデグーに学んでもらえる事で、少しでも痛みがなくなってデグーの愛情をたくさん受けられるようにしたいですね。
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