デグーは自然環境下においては、年に一回の繁殖行動を行うと言われていますが、ペットとしてオスメスをつがいで飼っている場合に、相性が良ければ一年中繁殖活動を行う事が可能な動物です。
今回はデグーの妊娠、出産のお話しと共に、デグーが一度の出産で何匹程の赤ちゃんを産むのかなどをお話ししていきたいと思います。
デグーの妊娠について
デグーは妊娠が成立すると、約90日間を経て出産します。
げっ歯類の中でも割と長く、お腹の中で赤ちゃんを育てる為、ある程度成長した姿で赤ちゃんが出てくる事が分かります。
生まれた時から、げっ歯類特有の歯が少し生えており、毛もあります。
しかしながら食べ物をすぐに食べたりなどは出来ませんので、母親の乳をもらってしばらく過ごします。
また、妊娠中のメスは出産に向けて、栄養を必要としますので、エサや水は多めに置いてあげた方が良いでしょう。
出産が近くなると、巣作りを始めます。
巣作りは妊娠していなくても行う行動になりますので、妊娠しているかどうかはメスのお腹や乳の膨らみなどを見て判断します。
デグーの出産について
デグーのメスは出産前から出産後はとても神経質になっています。
出来ればオスとメスのケージは別々にして、飼い主さんもそっと出産を見守ってあげる程度にしましょう。
飼い主さんに掃除などで頻繁に手を加えられたり、オスに追いかけられたリした場合、ストレスを感じて育児放棄をする可能性もあるからです。
出産が終わって、落ち着けばオスとメスを同じケージに入れる事も出来ます。
一緒に子育てをする微笑ましい姿を見る事も出来るようですが、最初にお話ししたように、ペットとして飼っているデグーの場合、繁殖活動は一年中出来るので、出産後でもすぐに妊娠してしまう可能性があります。
母体への負担、飼い主さんの負担も考えて、一緒のケージにするかどうかを判断する事をおすすめします。
デグーは一度の出産で何匹赤ちゃんを産むのか?
生まれている赤ちゃんに関しては、平均的には5~6匹と言われていますが、個体差がありますので、多い場合には10匹、少ないと1匹だったりする事もあるようです。
赤ちゃんデグーは愛らしいですが、赤ちゃんの数が多ければ多い程、飼育環境を整えたりする事が大変になる事もあるでしょう。
飼い主さんは計画的に繁殖活動をした方が良いかもしれませんね。
まとめ
デグーは一度の妊娠で約5~6匹の赤ちゃんを出産します。妊娠、出産に際してメスはデリケートになっている事が多いので、お世話は最低限にとどめて、安心して出産に臨める環境を作る事が重要になってきます。
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