デグーを飼う上で温度管理は重要です。夏場の暑さもですが、冬場の寒さもきちんと対策しなければ最悪の場合、デグーが命を落としてしまうこともあります。
オイルヒーターやストーブなどもありますが、暖房だと温度設定ができるので便利ですね。
室温は20度を下回らないように設定しましょう。また、小動物用のパネルヒーターも必要になってきます。
ウサギ用を使う人が多いようですね。
パネルヒーターの上に巣箱を置いて、巣箱の中が暖かくなるようにするのも良いでしょう。
パネルヒーターはコードに注意
デグーは好奇心が強い動物です。そのため、パネルヒーターなどのコードがあると、つい齧ってしまいます。
思わぬ事故にならないように、コードはできるだけケージの中に入らないよう上手く設置したいですね。
コードにカバーを付けたり、引っぱり出せないように固定することも有効です。
コードが齧られていないかどうか、定期的にチェックしてあげてくださいね。
低体温症に注意
デグーを飼うときの適温は20~25℃くらい。
10℃を下回ると低体温症になって亡くなってしまうこともあります。
低体温症になると動きが鈍くなったり動かなくなったり、触ると体が冷えていることがわかります。
日頃からデグーの様子をよく観察しておき、これらの症状があったり、いつもと違う様子だったりしたら早めに対処してあげましょう。
低体温症はとくに生後1~3か月で起こることが多くなっています。
また複数匹で飼っていると寒いときには身を寄せて暖を取れますが、単頭飼いだとそれができないため低体温症になりやすいです。
湿度対策も大切
デグーは乾燥地帯の出身なので、多湿にも弱い性質を持っています。
湿度は70%を超えないようにしたいですね。
湿度対策としては、やはり除湿器やエアコンのドライ機能を使うのが一般的です。
温度計のほか、湿度計も用意できると安心ですね。
湿度が高すぎると皮膚病にもかかりやすくなってしまいますし、ダニやカビの原因にもなってしまいます。
まとめ
デグーは10℃を下回ると低体温症になって最悪の場合、命を落としてしまうこともあります。寒さ対策として暖房を使用して室温を保つほか、ペット用ヒーターなどを併用しましょう。フリースの毛布や干し草なども用意しておくと暖かくていいですね。デグーも個体差によって、寒さに弱いという子もいますので、飼っているデグーの様子はよく観察して把握しておきましょう。
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